2011年04月05日

『同じ釜の飯を食う』それが私が行く理由

長男でもあるコウノさんはこの話を両親に伝えるとき、危険性をなるべく小さく思わせようとした。しかし長年にわたり電気技術者として福島第1原発で働いた経験がある父親は危険性を十分に理解している。それでも父親は、自分が考えた通りにしろ、と言った。母親はもっとシンプルに、できるだけ早く帰ってきてね、とだけ言った。




立っていることができず壁に寄りかかったが、その壁が激しく揺れていた。作業員たちは、通常定められている放射線チェックもせず建屋の出口に殺到し、近くの小高い場所に逃げた。

「『津波が来るぞ!』という叫び声が聞こえ、海から白い波がこちらに向かってくるのが見えました。本当に怖かった」

 小高い場所に上がったコウノさんは津波が10メートルの高さを示すポールを超え、原発を飲み込むのを目の当たりにした。福島第1原発の6基は荒れ狂う海の不毛の岩礁のようだった。


『同じ釜の飯を食う』

それが私が行く理由



すでに少なくとも19人の作業員が高いレベルの放射線を浴びて負傷している状況では、先行きの危険を完全に頭から追い出すのは難しい。友人たちからは、常に透過性が高いガンマ線に脅かされる中での、劣悪な作業環境の話も聞こえてくる。


第2次世界大戦で徹底的に打ち負かされた日本は、今また灰燼(かいじん)に帰した。戦場は違うけれど、俺たちは現在の神風特攻隊なんだ、と







posted by Sagittarius at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 希望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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